新着記事
カテゴリー
過去の記事
記事検索
リンク
カバンの中身へ

« 2006年01月 | メイン | 2006年03月 »

スピーカーの話1

「スピーカーの話1」
悲しいことに最近では、『オーディオ』・・なんて死語でしょうか?

もし、趣味は『オーディオ』・・と言ったら相当、親父くさい?でしょうか?
『オーディオ』と言うこと自体が相当「カミングアウト」もん・・でしょうか?

小生、白状します。オーディオ・・・と言いますか、ステレオで音楽を聴くのが好きです。

たぶん小生の同世代の方たち(40歳代や50歳代)は、少なからずオーディオの洗礼を受けていらっしゃると思います。
今から35年位前は、若い人の欲しい家電品には、必ずのように「ステレオセット」が入っていたと思います。

当時はアナログ・レコードの時代・・・CDなんてまだありませんから・・・。
いい音で音楽を聞ける装置は、憧れでした。

昭和45年頃、高校生の小生は、剣道に明け暮れてはいたのですが、たまに学校の帰りに御茶ノ水の「オーディオ・ユニオン」さんに寄り道して、高級な試聴室の片隅で「音」を聞いたりしていました。

鳴っていたスピーカーはタンノイとかアルテックとかJBL・・・。今でもタンノイやJBLは良く見かけますね・・・。アンプはマッキントッシュやマランツ。

タンノイのGRFだったでしょうか?凄く生々しい音でクラシックを奏でていました。
もう引き込まれるような音の良さ、生演奏?と言うのはこう言うものだろうか?・・とか思ったものです。(本物のシンフォニーなんて聴いたことがありませんでしたから)

憧れのタンノイ     垂涎のJBL
※写真は左からタンノイの現行機種ターンベリーHEとJBLの現行のモニタースピーカー4348です・・※

当時でもこういうブランドは、ちょっと揃えると100万円以上したと思います。
本当にお高い商品で、単なる憧れでした・・・。

当時、我々でも手が届いたメーカーは、国産の御三家・・・などと言われるトリオ(現在のケンウッド)山水、パイオニア・・さんですかね。
スピーカーではダイヤトーン(三菱)の評判が良かったと思います。
何しろ、あの厳しいNHKに正式に採用されていたモニタースピーカーは三菱製でしたから・・・。
今では三菱はオーディオから撤退しちゃってます。
・・・本当にこう言う優れた日本の技術の継承ができないことは、社会的な損失のように思いますし、寂しい限りです。

小生の生家では、父がそれなりのセットを揃えてくれていました。
スピーカーはパイオニアCS-E900。アンプとチューナーは山水のAU(TU)888。ターンテーブルはPL-41C。全部・・・今でも覚えていて本人も驚きますが、忘れられない型番です。
パイオニアCS-E900    山水AU-888
※写真は左から愛器のCS-E900とAU-888・・※

そんな高校時代の通過体験?はあるのですが、その後40歳代まで、住宅事情の問題もあり、結局、装置を買っても大きな音では聞けないし、『オーディオ』を忘れつつありました。

ミニコンポ(こだわってミニコンポの中では本格的と言うか、良い物にはしていましたが・・・)を買ったりはしていたので、それなりに好きでしたが、自分の中で優先は下がっていたと思います。

それが、ある時、出張でアメリカのエレクトロニクス・ショウに行っていた時に、大きな転機を迎えます。そこで小生は衝撃的な体験をしたのです。

本来の出張目的は、携帯電話や通信機器、PDAのリサーチだったので、オーディオのブースは覗く程度だったのです。

巨大なCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショウ)の会場を、足を棒のようにしつつ、ブラブラしながら歩いていて、本当になんとなく立ち寄ったブースで、驚くほど心に響く音楽が鳴っていました。

装置は小型のスピーカーでした。
アンプは確か超高級品(フランス製?)だったと思いますが、音の主のスピーカーは、幅25cm、高さ50cmくらいの物でした。

とても生々しくて、音楽が心に飛び込んでくるようで一瞬立ちすくんでしまう程でした。

鳥肌が立ちました。

感動しました。

このスピーカーのメーカーはEPOSと書いてありました。
このEPOSを買うことはなかったのですが、この出会いが、その後の小生のもう一つの趣味、スピーカーの自作へと繋がって行くのです・・・。
  EPOSのM5スピーカー
※EPOSの現行機種からイメージの近いM5を・・・※


そのあたりのお話は次回に致しますが、若い方々にお薦めなのは、良い装置で音楽を聞くことです。
もちろんCDラジカセは十分に良い音です。
十分以上に水準の音が手軽に楽しめます。
これがあまりに手軽で良い音なので、オーディオの出る幕が無くなったと言って過言で無いほどCDラジカセは良いと思うのです。

ですが、あえてお薦めするのは、面倒くさい「バラバラ」の単品のコンポで、できれば大型のスピーカーで音楽を聴くことです。
それまでに聞いた事の無い音が聞こえると思います。
自分の持っていたCDに、こんなに情報が入っていたのか?と言うくらい違うと思うからです。

実際拙宅に遊びに来られた20歳代の人が、「凄い・・・生みたい・・・僕も作ります・・・。」などと嵌ってしまった例もありまして、体験するのは良いことかと思います。
個人の価値観ですから、「そんな事気にしない・・・」のも、もちろん結構です。
だから、ただのオジサンのお薦め、ご紹介なのです。

人生っていうものは皆さん平等に、一回のチャンスです。
「オーディオ」もお試しになる価値はあると思います。
試して、知っても、それに価値を見出さない時は、それはそれで良いと思いますので、この話、忘れてください。

趣味ですから「好み」もありますが、これがうまく合いますと、音楽を聴くことも人生の楽しみ・・・ちょっと大げさですが・・・になると思います。

では、この続きの「自作話」を次回に・・・。


02-20-06 02:05 | 先頭へ↑

御礼とお詫び

「御礼とお詫び」
弊社のゲームサイト、昭和レトロゲーム「少年@時代」が、auさんのメニューで大分「上の方」になりました。
昨年11月10日のスタートの時は、ゲーム総合の141番(1ページ50件で、3ページ目の終わりの方・・・つまりビリ)からのお披露目でした。

2006年になり、2月2日のメニュー位置の改編で、ゲーム総合のコンテンツが細かく色々なカテゴリーに分散された関係もあり、全体も90数社に減ったものの、1ページ目の29番になりました。(弊社はゲーム総合のまま変わりませんでした。)

これは本当に感激です。
嬉しいです。
これもお客様のおかげです。有難うございます。

関心の無い方にとっては「なんだそれ?」でしょうが、上位に扱われる事は素直に喜びなんです。
1ページ目は、言ってみればプロ野球の1軍でしょうか・・・憧れに近い感じですね・・。
まだまだアクセスが安定していませんので、ひょっとすると来週は、また2軍(2ページ目)かもしれませんが、今は素直に喜びたいと思います。

ご利用いただいている皆様。
ご関心を持っていただいている皆様。
本当に有難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


それから、御礼を申し上げているそばからで、恐縮至極ですが、弊社のコンテンツのお詫び・・・がございます。
細かいコーナーやゲーム内容など、スタート時のクオリティーの追求が甘くて、作り直しが多いのです。ご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。

弊社のゲームでは、例えば、ゲームで高得点を取っていただくと、町に見立てたサイト(ブラウザでアクセスするホームページでしょうか)で使える仮想通貨(単位はロジと言います)を取って頂いています。
この仮想のお金、「ロジ」はサイトの「駄菓子屋ウメ」などで「くじ引き」をしたりする時に使えます。
くじ引きの結果で「着信メロディー」や「待受け画像」を取って頂き、楽しんでいただいております。

そこで、実は色々問題があったのです。

例えば着信メロディーでも完成時のチェック不足で、クオリティー的に不満なものをサイトにアップしてしまい、結構、後から直しているのです。

大変申し訳ありませんでした。
   053845.gif
※ご迷惑をおかけしております。申し訳ありません※


この時、それなりに議論し真剣に考えたのです。
修正前のものをサイトから撤去するか、そのまま置いておくか・・・。

悩んだ挙句、置いておく事にしました・・・。
今時、ダメダメでトホホな着信メロディーも「しょっぱくて」かえってレトロ?かも知れませんし・・・。(すみません意味不明な言い回しで・・・。)
お客様が面白いと思うかもしれないからです。
お客様には色々な楽しみ方もあるのでは・・・と考えたのです。

もちろんダメなものを置いておき、自分たちも見るたびに・・反省し、感じると言う、自戒の意味もありますが・・・。

そこで、製作会社さまにどういう音質やアレンジで作りたいか等をきちんとお伝えし、直したものを『2』にして、前のものはそのまま置いておきました。使用前・使用後ではありませんが、そう言う楽しみもあるように思います。

修正前の着信メロディーを聞かれる時は、「全くダメなんだから・・もう」と聞いていただければ・・・と思います。
大変申し訳ございません。

それから、蛇足になりますが、学校のチャイムの改良で、制作会社さんに「直し」を伝えることの、難しさを知りました。

『初期の「学校のチャイム」の後半が無いです。現状は全体の半分だと思います。』と伝えたのですが、直って再納品されたものは同じメロディーを2回繰り返したものでした。

2回目はメロディーが違います。
・・・・どうやらその方の卒業した学校により、チャイムは色々あったようです・・・。

小生にはコダワリがありました。

とうとうWEBでピアノの鍵盤があるサイトに行って、見よう見まねで弾いてみて、音階を探しました。
・・・音楽・・・、得意じゃないですが・・・。

1回目・・・ミドレソ ソレミド
2回目・・・ドミレソ ソレミド・・・でした。

ですので、サイトには、「学校のチャイム」と「学校のチャイム2」があります。
他の曲もいろいろな事情で「2」があるものがあります。
恐れ入ります。

それから、ゲームアプリのクオリティーでも、問題がありました。
公開直前の段階で、これじゃダメだ・・・となったのです。
弊社の考えた仕様自体に問題があったのですが・・・「落書き大将」というゲームです。
このゲームは議論の結果、公開を取りやめ、思いきって初めから作り直しをすることにしました。

そこで、着信メロディーと同じ様なことを考えました。
ダメなゲームとは言っても、日の目を見ないまま・・・というのもそれはそれで、少々可愛そうに思ったのです。

かと言って自分たちで問題だと思うものを、お客様の前に出すのもどうかと思います。
そこで、他の公開方法を考えました。
サイトの町の中に、「アプリの墓場」というコーナーを作り、そこでダメゲーを見ていただくことにしたのです。

これとは別に、公開OKと判断し、現状遊んでいただいているゲームも「遣り残し」があるものはバージョン2として開発しているものがございます。
ですので、墓場行きのゲームは相当酷いという事です・・・。

そもそも、今公開中のゲームが全部ダメゲーと言われたら・・・非常に辛いのですが・・・・。

かくして、「落書き大将」は、「落書き大将2」とアプリの墓場の中に「ダメゲーの落書き大将」を同時に公開することにしたのです。

幸い弊社の料金体系は、1本いくらと言う課金ではなく、月額方式ですので、ダメゲーも遊んでいただいても料金に変動はございません。
機会がございましたら、「けしからん」ゲームもお試しいただければと思います。

お恥ずかしい話で、恐縮でございました。

02-06-06 15:46 | 先頭へ↑