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オークションの結果報告です

先日出品したヤフーさんのオークションの出品結果をご報告いたします。
(すみません忘れていて・・・)
結果として7点出品し、すべて売れました。パチパチパチ・・・パフパフ・・ドンドン。
さてさて・・・。
7月の出品は・・・・・。
blog lantern.jpg
①シーズンズランタン2005年新品(写真1番左)       価格18,500円
②55年11月の200A         (写真左から2番目)   価格13,000円
③ランタンマーク200A61年       (写真中央)        価格13,200円
④改造200Bグリーン       (写真左から4番目)     価格13,500円
⑤canada321Bグリーン       (写真一番右)        価格11,500円
※ ②から⑤まではオークションのスタート価格が全部9000円で始めました。
遅れて以下の2点も出しました。
brog lant.jpg
⑥200A前期のレストア61年1月  (写真右)         価格17,200円
⑦改造200B赤 90年3月      (写真左)         価格19,100円 
でございました。
トータルで 106,000円でした。

後半に出品した商品の落札価格が少々お高くなったのは、前半の落札者の方々のご評価で、「想像以上の素晴らしい状態のレストア品」・・・と評価いただけたからではないか・・・と思っています。
「無事にピカピカのランタンが届きました・・・」とか、「梱包から商品まで完璧で大満足とか・・・」今回の出品は総じて良いご評価を頂きました・・・。小生もとても嬉しかったものです。

落札者の皆さんは、やはりウレタン塗装の光沢・つやの凄さで、相当驚いて下さったみたいでした。

確かに先行した商品の評価を見てからでないと、俄には信用しにくいと言うのは、それもその筈でして、レストア品と言う物にはどんな方でも、どの程度のレストアか?真面目に手入れをしているか?不安があるからです。

同じ「レストア」と称しましても、例えばフレームの錆取りをちゃんとやらないで、錆の上から耐熱塗料を塗ってしまって錆を隠す・・・などと言うのは・・・実際・・・ザラにあります・・・。
残念ですが・・・事実です。

ですので、先に出品したモノを、実際に買った人(落札者様)、見た人、の評価を読んで、安心されたので、少々オークションのお値段が盛り上がった?のかと思います。

小生の場合、これらのランタンは、自分が使うことが前提で、しかも趣味・ホビーとしてレストアをコツコツやって完成度をねらって楽しんでおりますので、商業的発想?でしたら・・・おそらく「やっていられない」手間を掛けていると思います。
従いまして・・・、ご趣味に合えば、手間的には、お買い得ではないか?と思います。

で、この金額は、元のランタン購入費と部品代を考えますと、ちょうどコストが回収できている・・・に、ちょっとプラス?くらいな感じ?です。
置き場所に困っっていた物を、損をせずに買って頂けましたので、この結果には大満足でございました。
 
ご落札・・・有り難うございました。

次の出品は、またランタン・レストア工作の意欲が出てくるまで・・・当分休眠ですね・・・。

10-16-07 10:33 | 先頭へ↑

とうとうTシャツを・・・

Tシャツのロゴや文章、マークなどは単なるデザインではなく、自分の主義や主張(との合致)を表現したりする・・・これが欧米の普通の発想だとか・・・。

この観点からすると、日本の若者は、かなりヤバイ??疑問のあるTシャツを平気で着ているとか聞いたことがあります・・・。

まあ英文(レタリング)は単にデザインであって、意味を考えて着てはいないからだ・・・でしょうが、海外旅行では着ない方が良いTシャツもあるんだそうです・・・。

閑話休題です。

小生、前から着たかったTシャツがありました。
コールマンのランタンのTシャツです・・・。

でも「ランタンのTシャツ」は・・・なかなか・・・無いのです。

ランタンの写真の入ったヤツは見たことが・・・無いんです。

で、自分のランタンの写真で・・・とうとう写真Tシャツを注文し、作ってもらいました。

最近は便利な時代で、1枚から作ってもらえます。
WEBで1枚1800円・・・送料代引き手数料込みで、1枚2220円。

衝撃のお値段ですよね・・・。

T-shirt blog.jpg

普通の方は恥ずかしくて着れない!!と・・・皆は言いますが、小生は好きで着るわけ・・・です。(恥知らずとは思っておりませんが・・・・トホホ)

ご覧ください。(ああ恥ずかしいですかね?・・・普通は??)

で、悪乗りしまして、写真も最新のコレクションで撮り直し、こっちのデザインも違うプリントTシャツ屋さんに注文中なのです。

my coleman new T shirt blog.jpg
<これが新しい方の写真です。・・・違いが分からない?そうですよね・・・。>
(一応解説させて頂きますと、左からカナダのコールマンの321Bで小生このランタンが色もデザインも好きです。明るいですし・・・。左から2番目が80年代の282型を改造して作りこんだ200B型・・・一応、小生ならではの技術がチョットあります。次が小生の生まれた年・月、1955年の11月製造の200Aです。通称赤ランタン。一番ファンが多いコールマンを代表するランタンだと思います。一番右がカナダコールマンの635。・・・70年代のものです。大型のランタンで、なにしろスッゴク明るいのです。)

真面目なお話しをしますと、実はプリントTシャツは会社の粗品・・・お客様へのゲームサイトからのプレゼントのTシャツの実験・・・の要素もありまして、2社さんでサンプルを比べています。

もちろん、これらは小生のお小遣いでやってますが・・・・。

弊社の皆は「誰も着たがらない」とちょっとバカにしますが・・・ランタン好きなら必ずや小生以外にも着ても良いよ・・・是非着たいよ・・・という酔狂な?方がいる事を小生だけは強く・固く・・信じています。

ああ寂しい・・・。

08-02-07 16:25 | 先頭へ↑

出品しました

ヤフーさんのオークションに一昨日から順次ランタンを出品しています。
本日までに5点出品し、日曜から期限が来ます。

さてどうなることでしょうか・・・。

週末までにトータル7点出品いたします。
7月25日の朝の段階で

①シーズンズランタン2005年新品  
             アクセス  257  ウオッチリストに入れた人 43   入札価格15000円
②55年11月の200A        182                   18   入札なし
③ランタンマーク200A61年      156                   16   入札なし 
④改造200Bグリーン       345                   30   入札なし
⑤canada321Bグリーン       50                    5   入札なし

blog lantern.jpg
写真は左から①~⑤が並んでいます。④は改造品で200B型という小生の得意技です。

②から⑤まではオークションのスタート価格が全部9000円で始めています。
 いくらまで入札していただけるかドキドキしますです。

週末には
⑥200A前期のレストア61年 と
⑦改造200B赤・・・を出品しこれで終了です。
 
もう暫くは出品することはないですね・・・。

これで相当整理できますから・・・。
今後暫くは作らないと思いますし・・・。

では宜しければ、
オークション→スポーツ・レジャー→キャンプアウトドア用品→灯器→ランタン→
ホワイトガソリンランタン   と行っていただき、

2ページか3ページにあると思います。

ご報告まで・・・。

07-26-07 14:37 | 先頭へ↑

オークションに出します

今回の古い赤ランタン・・・コールマン200Aのレストアとメンテナンス、さらに、まだご紹介していないコールマンの現行の定番ホワイトガソリンランタン・・・286をなんと200Bタイプへ改造したもの、その他、カナダのコールマンの321Bをメンテナンスしたもの・・・などを含めると、ここ一ヶ月で6個のランタンを整備し、美しい状態に仕上げました。

で、・・・完全にやり過ぎました・・・。
もう、拙宅にはランタンを置く場所がありません。
家人にも怒られます・・・・ヒーッ。

・・・で、このランタンたちには、コツコツ手を入れた愛着があるのですが、泣く泣く?オークションに出品と相成ります。

出品するのはおそらく・・・。

●1955年11月・・のバースデー・ランタン1台(55年11月が4個もあるので)
N11 55 auct.jpg  最近入手したカラーを縮めた方・・・。
 
●1961年のランタンマークのメンテナンス品1台・・・このデカールが意外と貴重だそうです。
N6 61 auct.jpg  デカールの右下に丸いランタンのマークが。

●282(または286)から改造した200B赤ランタン1台・・・(これも完成が3個と完成前の仕
                                     掛り品が一個あります。)
●前期型の200Aのレストア品が1台(前期型は55年11月の3台で十分?でしょうし・・・)

なんやかんやで、3個から4個は出品しないと・・保管がどうにもなりません。

出品前に写真をお見せしますので、宜しければ応援をお願いいたします。

今月の後半で出そうかと思っております。ご案内いたします。

ああ、作りすぎました・・・。反省・・・。

07-05-07 17:09 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート10(完成写真2)

ランタンのレストア・フォト・レポート10(完成写真2)です。
デジタルの1眼レフを最近入手しましたので、それで、撮ってみました。

レポート9・・・コンパクトタイプのデジカメで撮影した完成写真・・・との比較として、これを見ていただくと、面白い・興味深いかも知れません・・・。
画素数は、(・・・・間違っておりました。申し訳ございません。)
コンパクトが光学10倍ズームで、720万画素
デジ1が10MEGAでした・・・訂正でございます。
どちらもソフトウエアでピクセルを落としておりますが・・・元絵の差・・・と申しましょうか・・・。

差はあると思います。

ここにアップいたしますので、ご覧ください。

・・・やはり望遠レンズで絞りを開けて、バックをボカすのは・・・1眼レフがやりやすい
ですね。

ご参考までに・・・。

①55年 2個です(レストア分です)
N11 55 short coll.JPG N11 55.JPG

②左61年、 右60年です(メンテナンス分です)
N6 61.JPG N2 60.JPG

③集合写真です・・・バックを飛ばしますとランタンが浮き出します・・・。
Nshugou2.JPG


 

06-24-07 17:57 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート9(完成写真)

ランタンのレストア・フォト・レポート9(完成写真)です。
ここまで、読んで頂きまして、まことにありがとうございました。
今回は、ほとんど「写真だけ」で、まいります・・・。
撮影はコンパクトデジカメで・・・画素は10メガでございます。
(画素は720万の誤りでした・・・すみません)

11 55.JPG
1955年11月製造 レストア 07年6月 カラー部寸法調整など・・・。

6 61.JPG
1961年6月製造  メンテ 07年6月 通称ランタンマークというデカールです

11 55 2ko2.JPG
1955年11月 2台 レストア済み 左側のランタンのカラー(襟)が調整で少々
短くなっているのが、写真でお分かりになりますでしょうか?

zenki 2ko.JPG
左1961年6月   右1960年2月  メンテナンス済み 

hake tosou1.JPG hake tosou3.JPG
刷毛によるウレタン塗装は・・ややムラが出来ますが・・・色合わせを慎重に行いま
したので・・・あまり目立ちませんでしょうか?合格点だと良いのですが・・・。

hake tosou bottom.JPG tank bottom.JPG
刷毛塗装の61年6月のタンクと、スプレーガン吹き塗装の55年11月のタンクです

shuugou 4ko.JPG
今回の 4個 の集合写真?です・・・。

最後にレストア前、レストア後を並べてご紹介します。
11 55  before restore.jpg   11 55 after restore.JPG
同じランタンの写真を左右に並べてみました。レストア後の右のグローブ(ガラスのホヤ)
には、大事に保管してあった虎の子・・・古い赤マークのパイレックスを付けました。

ここまでのボリュームをご覧頂き、まことに感謝いたします。

ご参考になれば幸いでございます。

(この後、追補として、刷毛塗り・色合わせの道具・塗料のご紹介や、ネジ頭を潰してしまっ
たチェックバルブの外し方・・・など、いくつかの気が付いた「残り」を掲載いたしまして、今回
のフォトレポートは終了になる・・・と思います。ありがとうございました。)


06-21-07 20:42 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート8(組み立て)

ランタンのレストア・フォト・レポート8(組み立て)です。
ランタンのメンテナンス課題としても初級編の組み立てです。分解のさかさまです。
またマニアック?で、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許し
ください)
さて、組み立ては簡単です。順番が多少前後しても、それほど影響ないと思います。

①デカール(ロゴ)を貼ります。
 タンクの下から24mm。これはオリジナルとほぼ同寸です。(微妙ですが、オリジナルは
 23.5mmくらいかも知れません。)柔らかな色鉛筆のシロで線を入れておきます。
 デカールはオークションで入手したビニールシールです。アメリカのマニアの方の私製
 パーツでしょうか?
 デカールを見ながら・・・、デカールの右側がポンプ、左側がフィラーキャップです。
decal hari.JPG

②ポンプの組み立てとフィラーキャップ
 チェックバルブを上に向けたチェックバルブレンチの溝にはめて乗せ、そのさらに上から、
 タンクを逆さにひっくり返してレンチの上にタンクを乗せる要領で、装着。チョッとレンチを
 回転しバルブのネジがきちんと噛みあったら、床に置いて、じっくり締めます。
 しかし、締め込みは・・・緩くなく、かと言って馬鹿力で締め過ぎはダメです。
 その後、ポンプの円柱の内側面にリュブリカント・オイルを人差し指の腹で塗りつけてから
 、チェック・バルブの四角い棒をネジって装着し、その上からポンプ・プランジャーをつけ、
 ポンプキャプを装着します。(ポンプキャップはバネとかネジとか・・・)
 フィラーキャップは付けておきましょう。
pump kumitate.JPG filler cap kumi.JPG

③バルブの組み立て
 バルブのアッシーを組んでおいて、バルブの取り付け部にシール剤を塗ってから締め付
 けます。シール剤はガソリンに強いホルツの自動車用のガスケットシールなどが良いよう
 です。
 締め付けはモンキーレンチで締めすぎないことです。締めるのに抵抗のある重さが出て
 きたらそろそろ良し・・・で、思い切り締める強さではありません。それでは、バルブを深く
 入れすぎ・・・になります。
 今回のレストアでも、11 55 のランタンが一つ、以前に締めすぎていて、バルブが深く
 入り過ぎる状態でした。
 一度こうしてしまうと、その後もユルユルと言う訳にも行かず、締めるしかなくなって、バル
 ブ全体の高さが足りなくなるなど・・・組み立てに問題が出ます。高さが無いと、カラーの
 穴の下側にティップクリーナーステムがひっかかったり・・・・します。
 今回はカラーの穴側やカラーの下端全体を1.5mmくらい削っています。
 締めすぎはこう言うことを招きます。要注意です。
gasket seal.JPG vlv kumitate.JPG

④カラーの取り付け~バルブステム締め付け
 写真のままです。
 カラーの手入れに関しては、これまで説明していませんでしたが、基本はピカールでの丁
 寧な磨きです。そして、仕上げは自動車用のワックス・・・小生はアメリカのリキッドグラス
 を塗って、乾燥後、磨きあげております。アルミは地肌のままですと錆びて光沢を無くしま
 すので、ワックスは必須だと思います。
collar kumi.JPG vlv stem kumi2.JPG

⑤フレームの取り付け~グローブ(ガラス)の取り付け
 フレームにはあらかじめバーナーのパーツを組んでおきます。
 気をつけるのはジェネレーターがちゃんと穴に入っている状態でバルナットを締めてい
 るか?どうか・・・だけです・・・。ゆっくりやれば、問題ない作業です。
val nut kumi.JPG globe kumi.JPG

⑥ベンチレーターをのせ、ボールナットを締め、ベイルをつけます。
 ここは問題無いと思います。
 ベンチレーターのレストアは、琺瑯製品のため、専門業者の方でないと無理です。
 ですので、小生はピカールで磨くだけです。
 再琺瑯の加工は、ネットで申し込むとやって頂ける会社さんもあります・・・。検索で発見で
 きると思います。
vench kumi.JPG

以上で組み立て完了です。

テスト燃焼が楽しみですね・・・。
4個を一度に、レストアとメンテをしたので・・・疲れました・・。無謀でしたね・・・。

それから、小生がどうも「うまく出来ない」レストア課題を下に紹介しておきます。
ティップクリーナーステムの交換です。
うまく古いパーツを抜けた「ためし」がありません。
やると失敗します。
焼きついているグラファイトのパッキンを抜けないのです・・・。

部位と部品の写真を乗せておきます・・・。やり方はわかるのですが・・・・。
shita.JPG ue.JPG tip clean.JPG

次回はフォトレポートの最終回で・・・完成写真のアルバムにしようと思います。


06-21-07 19:25 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート7(タンクの塗装)

ランタンのレストア・フォト・レポート7(タンクの塗装)です。
ランタンのメンテナンス課題としては、大きい作業で、これはやはりレストア領域かな?と思
います。
面倒な話しになりますですが、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許し
ください)

①タンクの古い塗装の剥離・・・はがし・・・をやります
 タンクの古い塗装は、レストアの場合、完全に剥がします。
 写真のように一見綺麗で塗装が禿げていない・・残っている部分でも、スクレイパーで塗
 装を剥がしますと、塗料の内側が、筋状、放射状など、線状に錆びている場合・・・が大
 変多いのです。
 ですので、レストア(再生・復元)では全部剥離し、鉄板の肌を出し、銀色にします。
 剥離はスクレイパーで大まかに剥がした後、布やすりの金属用の80番から150番くらい
 を多用します。
 金属用の布やすりで根気良く、こすっていきますとタンク一個が1時間?くらいで裸(銀色
 の鉄板状態)になります。
 コールマンのロゴなどの、細かい文字の刻印の中に入り込んだ塗料は、ワイヤーブラシ
 でゴシゴシ掻き出します。
tank hakuri1.JPG tank hakuri2.JPG mame Q.JPG
鉄のツメ・・というヘラで剥離しますと、塗装の下が意外にも結構・・・錆びているのが分かり
ます。水シールでできているオリジナルのロゴも・・残念ですが・・・剥がします。
右・・・内部を覗く時の照明の豆電球です。これでかなり良く見えます。

<小生のメンテナンスのレベル・・・>
 一方、今回の一連の工作では、同時に4個のランタンを纏めて弄っておりましたが、メンテ
 ナンス・レベルのやり方・・・では剥離は限られた部位だけにしています。
 (今回は2個がレストアで、2個がメンテ・・・でした。)
 メンテの場合は、布ヤスリ(80番・150番)をかけるのは、タンクが地面に接する底の部分
 と底面全体・・・。接地部位は剥離し、底面全体は塗装の地肌を均す程度です。
 カラーが当たって塗装が禿げるタンク上部、バルブの中心から半径5~6cmは、ほぼ剥
 離の状態にします。それとポンププランジャーの周囲、さらにフィラーキャップの周囲・・・
 は布やすりで均すくらい・・・にしておきます。
 オリジナルのロゴは・・・メンテでは・・・残します。
 小生のメンテナンスでは、塗装は2液性のウレタン塗装で、色合わせを丁寧にやって、細
 い刷毛で塗っていきます。刷毛の目が少々出ますが、これは仕方がありません。

②タンク内の漬け込み錆び取り
 漬け込みは・・すでにお見せしましたが、今回、タンク内部の写真も、豆球で照らして・・・
 撮影しました。タンクの底の・・・感じは分かると思います。
tank naka1.JPG tank naka2.JPG tank duke2.jpg
左・・タンクの底、花咲かGで錆が取れています。 中・・・タンク内のポンプ部と底が半分づ
つ見えます。綺麗になっています。 右・・・漬け込みの写真・・・2度目の掲載です

③マスキングとアルコールでの脱脂をします
 バルブアッセンブリーやフィラーキャップのパーツなどを写真の通りマスキングテープで
 保護します。塗りたくないところは覆うのです。
 そして、塗装の前にアルコールを染み込ませたコットンなどでタンクやパーツを拭いて、
 油分など、塗料をはじくものを綺麗に落とします。
tank masking.JPG filler cap neji.JPG filler cap dasshi.JPG

④2液性ウレタン塗料のガン吹き塗装です・・・コンプレッサーを使います。
tosou1.JPG tosou2.JPG tosou3.JPG tosou4.JPG tosou5.JPG tosou6.JPG
タンクの底から塗っていきます。レストアの2個を同時に塗ります。接地部分に厚く塗装し
ます。手首をぐりぐり返して塗ります。結構難しいです。(炎天下にグリーン色のパラソル
を立て、その下で塗装しております。)

tosou7.JPG tosou8.JPG tosou9.JPG tosou10.JPG tosou11.JPG tosou12.JPG
底を塗り終わるとタンクの上部・・・カラーの当たる部位・・と、フィラーキャップ周り、ポンププ
ランジャー周辺・・・こすられて厳しいところから塗って、それら部位を厚塗りにしていきます
。側面の塗装は楽です。

tosou13.JPG tosou14.JPG
最後は全体に何度も塗り重ね厚みと艶を与えて行きます。シンナーの濃度のコントロール
がうまく行くと艶が抜群です。・・・今回はうまく行きました。納得の仕上がりでした。
右の写真はフィラーキャップのパーツ類の塗装です。
2液性ウレタン塗料はガソリンに溶けにくい高級な塗装なので、オリジナルより良い??と
思います。


06-21-07 16:27 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート6(フィラーパッキン)

ランタンのレストア・フォト・レポート6は(フィラーパッキン)、このパーツの整備です。
ランタンのメンテナンス課題としても、これは必須だと思います。
いつものように細かい話しになりますですが、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許しください)
では、硬く固化してしまって、ガソリンもれを起こしそうなフィラーキャップのゴムパッキンの交換です。これはパッキンを入手できたら簡単ですが、一応ご説明します。
filler boro tank.JPG
このタイプのフィラーキャップの分解は、キャップをシッカリねじ込んで、上のビスをドライバーで緩めるだけです。下の写真の(キャップの中身)の裏側にビスがついています。

filller naka1.JPG filler boro pakkinn.JPG
古いパッキンの状態です。ゴムなのにカチカチで、ところどころ欠けています。細いドライバーでこじって掘り出したらボロボロに割れました。この状態では空気が漏れてしまうのでタンクに圧が掛からず点火できません。

filler naka2.JPG
キャップの内側を細いドライバーなどで掃除し、仕上げにピカール(綿棒)で研磨します。

この状態にして新しいゴムパッキン(耐油ゴム)を入れます。
ネットでアメリカからメーカー製の替えパッキンを購入するとか、または、日本のオークションでは、個人の方がNBR(耐油ゴム)のゴム板(シート)からポンチで抜いた手作りパッキンを安価に出品されていますので、これを利用するとか・・・になります。
小生は、興味もあって、各種のポンチの寸法を揃えましたので、自分でも作ります・・・が、工具代を考えると、数個なら買った方がはるかに効率的ですね。

filler new pakkin.JPG
大き目のドライバーの先などでゴムパッキンを溝に押し込んだら完成です。
また10年?使えます。

※写真の小生の手がパーツを磨いたピカールなどで汚れておりまして、お見苦しくて、申し
 訳ございません。

06-21-07 12:50 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート5(ジェネレーター整備)

ランタンのレストア・フォト・レポート5は(ジェネレーター整備)で、このパーツの清掃・再生です。ランタンのメンテナンス課題としても、お小遣いの節約?でも有効かなと思います。
また細かい話しになりますですが、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許しください)
では、黒く汚れてしまって、本来なら新品に取替えるジェネレーターをなぜ再生することを
考えたか?という理由ですが、それは単純に・・・古いモデルでは入手しにくいジェネレータ
ーもあるしお値段も高いし・・です。
ジェネレーターは古いカナダモデルなどでは2,000円くらいだったりします・・・。ランタン自体が中古で6,000円くらいで入手出来ているとしたら、ジェネレーターはずい分高価?です。消耗品と言いますが、金属ですし・・・捨てるのも「もったいない」のでは?と思ったのです。
で、ネットを調べますと先輩たちも同じ事を考えていらっしゃるし、やってる方も多いのでした・・・。
ネットで学んだことに、小生の工夫をチョッと加えたやり方をご紹介でございます。

①ジェネレーターの中身を出して、金属パーツを花咲かGに漬け込む
 ジェネレーターを振って中身を出します。出てこない時は中がタールで埋まってくっついて
 いると思います。その場合ガソリンをたらす・・・ホルツのキャブレタークリーナーを吹き付
 けるなどして少々汚れが解けるのを待ってから・・・振ってみます。
 中に入っている石綿状(素材は不明ですが、この後は便宜上、石綿と言うことで説明しま
 す)のパイプの再利用を諦める場合は、針でつついて石綿を壊して引きずり出しても良い
 ですし、どうせ諦めるのなら金属パーツだけでなく、ジェネレーター全体を使い捨てコップ
 などに入れた少量の花咲かGにユックリ漬け込んでも良いと思います。
 花咲かGに漬け込むと、タールなどの汚れも溶けるようで、漬けた後はパイプの中なども
 綿棒で綺麗になります。
gene saisei.JPG gene sten ishiwata.JPG gene sten saisei.JPG
左・・例によって綿棒で中を掃除しています。パーツは外のパイプ、中のバネ状のもの、真
鍮製で先端のガソリンの針穴を内側から掃除をする棒と、石綿・・・です。四角い網は石綿
の代わりにパイプ状に丸めて入れるステンレスのメッシュです。(細かい100メッシュです・
・東急ハンズで買えます)中・・・中央にバネ、右が石綿、左はメッシュをパイプ状に丸めた
石綿の代用品。右・・・バネにステンレスのメッシュを巻きつけた写真

②石綿をバーナー型のライターで焼く・・・。
 石綿が壊れていなくて、真っ黒・ドロドロに汚れているだけなら、バーナーやガスレンジの
 炎で焼いて、汚れを飛ばせます。20cmくらいの針金に石綿を通し、ペンチなどで持って、
 家庭用のガスレンジで焼きますと、油分・タールなどが燃えて、赤く炎が出ます。暫くする
 と油分が燃え切って、このパイプが再利用できます・・・。ただし燃やす過程でパイプが曲
 がってしまうことがあり、その場合は曲がりの程度によって判断しています。

③石綿がだめなときはステンレスメッシュをバネに巻きつける
 上の写真の状態にしますが、メッシュは2周くらいの巻きつけです。このメッシュ部分にガ
 ソリンが一度蓄えられて熱せられてガス化するのです。コールマンの機種(軍用との未確
 認の話もあります)によっては、はじめからジェネレーターが金属メッシュと言うこともある
 ようですので問題は無いのだと思います。
gene sten saisei2.JPG gene sten saisei3.JPG gene sten saisei4.JPG 
石綿がだめなときは写真のようになります。メッシュを丸めてバネに巻きつけ、パイプにいれ、中心に真鍮の棒が入ります。この写真の状態は、ピカールで磨いてあります・・・。
とても綺麗でまだまだ使える・・感じがしますですね。もったいないから・・・。

その他・・・ジェネレーターの年代?によりましては先端の内部に小さな丸い真鍮のメッシ
ュ(直径1cmくらいを丸めてある)が入っていることがありますが、針の上げ下げなど、使用
に問題がなければそのままにしておいて良いと思います。
また、針に引っかかり、動きを阻害する場合などで、真鍮のメッシュを引き抜いて取ってしま
った場合でも、どうやら問題なく使えるようです。

06-21-07 09:30 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート4(ポンプとチェックバルブ)

ランタンのレストア・フォト・レポート4は(ポンププランジャーとチェックバルブ周辺)のパーツの整備・チューニングです。ランタンのメンテナンスとしても、この周辺は基礎的な部分だと思います・・・。
また細かい話しになりますですが、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許しください)
では、首尾良く頭のネジを舐めずに・・・問題のチェックバルブが外せた場合、ですが、やはり緑に錆びているか、大変汚れている・・のが普通で、ブラシや台所洗剤での洗浄後、花咲かGに漬け込みます。
chk vlv sabi.JPG check vlv up.JPG check v up.JPG
左・・外したチェックバルブは汚いですね・・・。中、右・・・漬け込み後、しっかり磨いてこんなに綺麗に・・・中の弁の鉄球がカチカチ言えば再生できる可能性が大です・・・。(テストしてエアが漏れるときは鉄球に傷があったり?で、あきらめます・・・)

①バルブの先端円錐の研磨
 漬け込み洗浄後、バルブの先端を研磨してシール性を高めます。レポート3のバルブス
 テムの研磨の時と同じです。
 ドリルに付けて600番の耐水ペーパーで研いで、オイルストーンでさらに研ぎます。
val naibu sabi.JPG val naibu btfl.JPG check vlv up2.JPG
左・・傷のある汚れた状態  中・右・・研磨後の写真・・・綺麗です。
chk vlv new.JPG chk vlv new naka.JPG
最近のチェックバルブはこういう形です。整備・研磨は同じです。

②バルブのネジ溝部の微調整
 チェックバルブレンチ(専用工具)でこじられて広がってしまう溝部がバルブの穴の周囲に
 当たらないようにほんのチョッと削っておきます・・・気分程度の効果でしょうか・・。
check v kezuri2.JPG menbou.JPG pump souji.JPG
左の写真の溝部の両側の角がチョッと削ってあります。細かい配慮です。

③ポンププランジャーの清掃
 上の写真にもありますがポイントは軸の中の掃除です。綿棒2本を使ってまず掃除し、そ
 れぞれの片側が汚れたら、その汚れた綿をカッターなどで削るようにしてように捨て、片
 側だけに綿の付いた綿棒2本を作り、それぞれ(綿の無い軸のところ)をセロテープで巻い
 て繋いで、長い綿棒を作り、それで掃除します。繋いだ綿棒は、ちょうど良い長さです。
 言い換えますと、手作りで長い専用の・・・掃除ツールを作ったわけなのです。

 注意点は、・・ポンププランジャーの軸の下部には、中の四角いシャフトを回すために、四
 角く絞った部位がありますので、綿棒がそこを通過する時は注意して、中に綿が残ったり
 しないように手先の感覚を研ぎ澄まして、慎重にちょっとづつ押し引き・・・します。
 無理は禁物です。一度通れば簡単に全長を掃除できます。
 ポンプ周りは、リュブリカントオイルでベタベタですからシャフトの清掃は必要に応じてシン
 ナーなどの溶剤も使い何度もやります。長い綿棒を2セットくらい使うでしょうか・・・。
pump cap2.JPG pump kirei.JPG
写真は綿棒など・・・を総動員してキャップの裏側なども掃除しまして、大変、綺麗になったポンププランジャー一式です。これなら・・・まだまだ行けます、使えます。

次回はジェネレーターの再生などをご紹介しようと思います。
・・・そして、その後はタンクの錆び取りと、塗装・・でしょうか・・・。


06-20-07 19:34 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート3(バルブ周辺)

ランタンのレストア・フォト・レポート3は(バルブ周辺)のパーツの整備・チューニングです。
細かい話しですが、ご辛抱よろしくお願いします。
ランタンのメンテナンスとして見た場合は、このバルブ全体を外した後の整備は、チョッと難
易度が高くて?上級編でしょうか?
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許し
ください)
vlv mdorisabi.JPG fuel brush.JPG
写真はタンクから外したバルブです。タンク内のガソリンに浸かる部分が、緑色に錆びてい
ます。真鍮の錆びです。この状態は、ごく普通・・・です。右側に伸びる黒いパイプはジェネ
レーター(ガソリンが気化し・・・ガス化するパイプ)。大変汚れています。

このバルブ周辺はバラバラにしてから、汚れを落とし、部分的に研磨修正・チューニングし
、完成します。ではまず・・・。

①バルブの分解と花咲かG漬け込み
 まずバルブをバラバラにして、小さな(歯ブラシくらいの)真鍮のワイヤーブラシ(上の写真
 )でブラッシングして汚れを落としてから、花咲かGに漬け込んで洗浄します。
 注意点があります。真鍮パーツは漬け込みを短時間(経験上4時間以内くらい?)にしま
 せんとピンクに色が付いて輝きが無くなり・・・くすんでしまいます。この「ピンク」はピカ
 ールで磨くと復活しますが、できれば注意した方が手間が無いです。
bentou.JPG pical.JPG
左が漬け込みの前の容器の写真です。バーナー部の真鍮の部品も一緒に漬け込みます
右は金属磨きのピカール(必需品)です。
 
②バルブステムの研磨・・・燃料のバルブ・・をゆるめて抜き取ります。
 小生はこの部品を研磨・チューニングします。円錐形のバルブの弁の部分が磨り減って
 傷が付いているのが普通ですので、電動ドリルにこのバルブを付けて、600番の耐水ペー
 パーで研ぎ、その後オイルストーンで研ぎ、傷を落とし綺麗に研磨します。仕上げはピカ
 ールをボロ布に付けて磨きます・・。ピカピカに鏡面のようになります。
drill.JPG drill up.JPG vlv stem kirei.JPG
 この整備法は、かつてレストアしたランタンが、一度点火をするとバルブを閉めてもいつま
 でもホワホワと火が残り、なかなか消化しない症状で困っていた時に解決法として発見し
 ました。このランタンの完全な消火には、フィラーキャプ(燃料キャップ)を緩めてポンピン
 グした空気を抜く必要があったのです。しかし、この消火法は危険でした。
 ガソリンタンクの中の空気にはガソリンが気化してますから、ボワッと引火します・・・。
 とてもビックリしました。で、この修理をどうやるか?自分なりに工夫していて、バルブの
 パーツの円錐の面の傷の研磨!シール性の向上・・・に気が付いたのです。
 (バルブのナットの中・・シャフトにはグラファイトのパッキンがついています・・・。)

③フューエル・アンド・エアチューブを外して研磨チューニング
 緑に(緑青でしょうか)錆びたこのパーツも、重要なパーツです。燃料と空気をバルブ~ジ
 ェネレーターに運ぶパイプです。
 エアの穴のあたりを丁寧にブラッシングし、花咲かGに漬け込んで汚れを落とします。
 このパーツの洗浄では花咲かG・・・重要です。エアのパイプは液体くらいしか入らない隙
 間ですから・・・。
air tube hazushi.JPG fuel air2.JPG air hole.JPG
左がフューエルエアチューブを外すところ、中は部品・・外側と内側です。右のチューブの
ナットのすぐ下の穴は、ガソリンタンクの上の方に溜まる圧縮された空気を取り込むため
の穴です・・・この穴の詰まりはブラッシングと漬け込みで、絶対除去しませんと安定燃焼しま
せん・・・。

 研磨に関しては、このフューエル・エア・チューブの内部のパーツの頭を丸くする研磨が
 必要だと思います。・・・この内部パーツの先端は、バルブステムの円錐の腹の面に接し、
 全体が上げ下げされ、チューブ下側先端のガソリンの穴を針金が塞いだり・開けたりする
 動きをするのですが、バルブステムとの接点は本来、丸い頭の形状のはずですが、これ
 が四角く角張っているのが殆どなので頭を丸くしてバルブステムの円錐の腹面を傷つけ
 ないようにチューニングしています。
air kado.JPG air oilstone.JPG fuel oil 2.JPG
左、角ばった先端・・これは傷つく。中・右・・オイルストーンで先端を丸く削ります。
air naka kezuri.JPG air maru.JPG vlv assy btfl.JPG
丸く仕上がった先端。これでバルブステムは傷が付きません。この後、仕上げはピカー
ルで・・・。バルブアッシー全体が綺麗になりました。緑の錆状態とは全然違います・・・こう
でないといけません。
vlv red.JPG vlv black.JPG hanasaka.JPG
左・中・・・パーツが並びますと、バルブ内部の円錐の腹の部分に、エアチューブ内部から
のパーツの頭が当たるところ・・・などが分かります。右・・・ちなみに花咲かGです・・・。

parts btfl2.JPG vlv disc.JPG
綺麗になった漬け込み終了パーツ・・ご参考に・・。右はディスクの外しの写真です・・中央
のネジだけで取れます・・・念のため・・。

※最後に・・・グラファイトパッキンについて・・・バルブステム部のガソリン漏れには、パッキ
 ンの交換が必要な場合があります。どんなに締めこんでも、もれる時は交換です。
 ここにはパッキン自体がつぶれることでシールをしてくれるグラファイト(黒鉛でしょうか)
 のパッキンの交換をします。グラファイトパッキンはネット(オークション)などで入手でき
 ますが高価です。一個500円くらいします。必要に応じての交換・・・ですね。
 交換は手間が掛かります。ナットを外すとその内側にグラファイトパッキンがこびり付いて
 いますので、ドライバーの先などで突き崩し、チョッとづつ取り去ります。ナットの中が完
 全に綺麗になったら交換します。

 

06-20-07 15:40 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート2(フレーム)

ランタンのレストア・フォト・レポート2は(フレームとベンチレーターブラケット)にしようかなと
思います。ランタンのメンテナンスとしては、化粧の部類に入る「美観の改善」でしょうか・・。

レストアは結局、ランタンの部品を一点づつ清掃・整備することが主眼でして、部品の準備
が終われば組み立てはあっという間です。
従いまして、部品ごとに手入れに少々のコツがあったりしますので、それを出来るだけ写真
でお見せしたいと思います。
(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許しください)

さっそくフレームの手入れですが、
まず、バーナーのパーツを取り外してフレームだけにしておいて・・・。
①ワイヤーブラシで錆びのブラッシングです。
 大きさは歯ブラシを一回り大きくした程度のサイズのワイヤーブラシを用意して、ブラシを
 丁寧に掛け、錆をあらかた取り除くのです。
 根気が要りますがこれは重要だと思います。
 後々この手入れ済みのフレームを長く使う気持ちなのであれば・・・。
sabi frame.JPG frame sabi2.JPG
左は普通レベルの錆びです。右はフレームの裏面で、バーナーの回りが膨らんで凸凹していますが、これも錆びと油煙の塊です。丁寧にワイヤーブラシでブラッシングします。

②花咲かGの20倍希釈液にフレームを漬け込みます。
 バケツや適当な容器を選んで、完全に「つかる」深さで漬けます。
 漬け込み時間は鉄のフレームは何時間でも良い?のですが、ジックリやるなら一昼夜
 です。コツは途中の3~4時間おきに、液の中で、古歯ブラシで錆をこするのです。こうす
 ると溶けた錆が歯ブラシで鉄の表面から除去され、液に洗われ、またさらに漬け込む時に
 、この液が深いところの錆びに届く・・・ので、古歯ブラシは大変効果的なのです。
 終了後軽くふき取って乾燥すると、錆び取り完了です。腐食した後の細かい隙間の奥まで
 錆が落ち、防錆処理も完了です。錆び取りの痕は黒っぽくなっています。
 ※錆とり剤は、(関係者ではありませんが)花咲かGをお薦めします。色々使いましたが、
  花咲かGは楽なんです。この液は、確か中性のリン酸塩系で、酸性の錆び取り剤と異な
  りマイルドな効き方なのですが、錆び取り後に中和などの始末も不要で、そのまま乾か
  せば錆び止め剤の効果もあるのです。・・・とても便利です。
  これに対しまして、酸性の錆び取り剤は即効性で錆び取り効果は抜群で、折り紙つきで
  すが、酸だけあって、使用後はすすぎと中和を徹底しその後の防錆処理をちゃんとやる
  必要があります。・・・やらないとあっという間に・・・10分もすれば赤く錆びが出始めて驚
  きます。
  ですので、小生はひどい錆びの場合、作業を急ぐ場合・・には酸性を使ったり・・・して、
  使い分けています。

  錆び取りの漬け込みの必要性に関しては、小生が、もしサンドブラスター(砂を圧縮空
  気で吹き付けて錆を落とせる凄い道具)を持っていましたら必要無いと思いますが、サン
  ドブラスター無しでは今のところ漬け込みが一番信頼できるの方法ではないか?と思っ
  ております。
frame duke.JPG frame sabitori 2.JPG
左は漬け込み。右は錆び取り後の写真です。黒くなっていますが隅々まで錆が取れ、さすが薬品処理で・・・完璧です。
frame sabitori 3.JPG frame sabitori5.JPG
左は錆び取り済みのフレーム上部・内側。右は全体・・・綺麗です。後は耐熱塗装です。

③耐熱シルバー塗装(自動車・バイクのマフラー用)をしてオーブンで加熱処理
 市販のスプレーの耐熱塗料を吹いて乾燥しオーブンで160度程で1時間加熱します。
 小生は大型の温度設定のできるオーブントースターで、やや高めの170度で1時間やり
 ます。・・これでフレームは完成です。  
frame tosou4ko.JPG oven yaki.JPG
左は完成後の写真。右はオーブンで1時間焼いているところ・・・。
venti bracket.JPG frame shusei.JPG
左はベンチレーターブラケット・・フレームと同じやり方です。右は錆び取り後、塗装前にフレームの曲がりや凸凹の修正をしているところです。ご参考に・・。

06-20-07 15:02 | 先頭へ↑

ランタンのレストア・フォト・レポート1(分解)

ランタンのレストア・フォト・レポート1でございます。
当たり前かも知れませんが、ランタンの分解から始めます。ランタンのメンテナンスでも分解が基礎の基礎でしょうか?・・・。

まず・・・ランタンの分解の前には、燃料キャップ(フィラーキャップ)を外し、タンクを逆さにしてガソリンを全部出しましょう・・・。オークションなどで入手したランタンの場合は、中のガソリンの質も不明ですから、基本的には油同様に新聞に染み込ますなどして捨てるのが無難だと思います。

①ベイルをはずします。左右にシッカリ引っ張ります。きちっと力を入れて引っ張りませんと意外にベイルの固さがあり、バネのように戻るので、万が一手が滑りますと、大切なベンチレーターに勢い良くぶつかってホーローが欠けてしまう事もあります。(小生はかつて一度失敗して欠いています)それなりに要注意でございます。
bail.JPG
分解の写真はレストア済みのランタンも使っています・・・あしからずご了承を・・・。

次に
②ボールナットを緩めて取りはずし、ベンチレーターをはずします。
ball nut.JPG ventilator.JPG
このボールナットは熱いうちに触って大火傷をした事があります。指にナットのギザギザ模様が暫く残ってました・・・。

③ガラスのホヤ(グローブ)をはずし、バルナットを緩めてフレームをはずします。
globe.JPG val nut.JPG
バルナットは無垢の真鍮のナットと空洞のプレスのナットがあります。右はプレスのナット。バルナットをはずしたらフレームは上に抜くだけで外れます。
val nut3.JPG wrench.JPG 
左は無垢のバルナット。右のレンチはコールマンの専用レンチです。
frame.JPG collar.JPG
左、フレーム部とバーナー部は一体になっています。右の写真はフレームを取ったところです。バルブ部とカラー(襟)が見えます。

④バルブステムを緩めて抜きます。ツマミも緩め、ナットも緩めます。(タンクの内圧が掛かっていると残った少量のガソリンが出てくる可能性ありますから、フィラーキャップ・・燃料キャップ・・・を緩めて空気を抜いて内圧を下げておきます・・・。)右は別の角度の写真です。
valve stem.JPG valve stem2.JPG valve stem off.JPG collar off.JPG
カラーはバルブのツマミ部が無ければ簡単に取れます

⑤バルブの全体をはずします。モンキーレンチでやりますが、ちょっとコツが要ります。
 バーナーもモンキーレンチで分解です。ススだらけで汚れます。
valve off1.jpg hasamu monkey.JPG
小生は大き目のモンキーレンチで、バルブのツマミ(ナット)をはずしたあたりを挟んで、写真のような感じで、グイッと緩めます。(実際はタンクを膝と手で上から押し付けておいてモンキーのハンドルを上から下に押して緩めます・・・上から押すと左回し・・です。この作業が始めのころ上手く出来ませんでした・・・コツをつかむと簡単です。)右の写真はモンキーレンチでの挟み方です。力ではなく体重でモンキーを押し下げます。結構大変です。

⑥バルブ一式の確認と・・・バーナー部の分解
valve assy.JPG burner bunkai.JPG
左がはずしたバルブ一式。右はフレームからモンキーレンチでバーナー部をはずすところ
バルブの下部のタンク内の部分は、フューエル・アンド・エアーチューブと言いますが、ここは大体錆びたり汚れたりが・・・ヒドイです。ブラッシングして錆び取り液に漬け込み、洗浄します。
burner parts.JPG
バーナーのパーツ一式です。一箇所のナットを緩めれば、全部分解できます。ススだらけです。上のバルブもこのバーナーも真鍮のワイヤーブラシなどで軽く掃除をしておきます。(後から錆取り液に漬け込み洗浄しますが・・・ざっとブラシを掛けます)信じがたいことですが、このU字型のパイプの中や、フレームの方のパイプの中などに、くもの巣や蛾の繭??が実際にあったりしますので、ちり紙を太めに撚ったのものを通す・・・などして、必ずゴミの掃除をします。

⑦ポンプ部の分解です
ポンプ部のキャップをはずします。ネジの場合と、バネのクリップの場合とがあります。バネのクリップはマイナスのドライバーの先をバネとタンクの隙間に入れてこじってはずします。
キャップを取ってポンププランジャーを左に数回、廻しておいてから引き抜き、その後中の四角い心棒を左に廻して抜き取ります。(右の写真では、中の四角い心棒・・・チェックバルブのシャフトもポンププランジャーと一緒に引き抜いています・・・)
pump cap.JPG pump pranger.JPG
pump cap hazushi2.JPG
下の段の写真はバネでキャップをとめるタイプです。ドライバーで写真のように外します。

⑧大仕事・・・チェックバルブの取り外し・・・。
写真でチェックバルブ(空気の逆止弁です。真鍮製で、弁も小さな金属球です)を見てください。これが上手く外れずに、結局ネジの頭をつぶしてしまい駄目になるタンクも沢山あります。
・・・・つぶしてしまったチェックバルブのはずし方は何度も経験し、得意ですのでまたご説明いたします。
check valve.JPG check wrench.JPG
右はチェックバルブレンチと言い、必要な専用工具です。この工具はネジ頭の凸凹の幅で2種あり、それぞれカナダ仕様と米国仕様となっています。手持ちのランタンは、メンテの部品としてどちらのパーツが使われているか不明ですので、専用工具は結局2種とも必要になります。チェックバルブをはずす時は、チェックバルブの頭のスリット凹に専用工具の突起凸をきちんと嵌めてから、押す力8割!!廻す力2割!!くらいで、あくまで強く押しながら、廻して緩めます。押す力が弱いとチェックバルブの頭を専用工具が舐めて潰してしまい、タンク一個が「一巻の終わり」となります。
check off.JPG pump check parts.JPG
右はチェックバルブとポンププランジャーのパーツ写真です。これらは言い換えますと、「中身の弁」と「空気ポンプ」で一組になっています。チェックバルブの先端も大変汚れていますが、小生は交換せずにブラッシング後、錆び取り液で漬け込み洗浄し、再生して使います。金属球がカラカラ音を立てていたら殆ど再生できます。錆び取り液は例のオートバイなどのガソリンタンク錆び取りの「花咲かG」の20倍希釈液ですが・・・。これが良いのです。
この続きは、メンテの内容を中心にして、2回目以降に丁寧に書きます。

それから・・・・。⑤と⑦⑧の工程は、どちらからでも良いと思います。⑦⑧を先にした方が良いかも知れません。・・・・ちなみに・・・写真の55年11月のボロランタンの分解では、ポンプ部⑦⑧を先に分解し、果たしてチェックバルブが上手く外せて、レストアして復活出来る物かどうか?を先に調べていますです・・・。

●最後に次回からのレストアのベースになる55年11月の写真を数点お見せします。
boro tank2 pump.JPG boro tank1.JPG
tank decal.JPG frame sabi.JPG
tank bottom1.JPG tank bottom2.JPG
タンク底部もひどい状態です。全般的に・・・錆びています・・・・。11  55と読めます。
綺麗にしますので・・・お楽しみに・・・なーんて。

※お願い・・・個人の趣味のランタン・レストアの記載でございますので、小生の間違いや、問題のあるメンテナンス方法なども、もしかしたらあるかも知れません。その点お含みおき頂きまして、お許し頂き、その上で、何らかのお役に立てれば幸いでございます。よろしくお願いいたします。

06-13-07 13:07 | 先頭へ↑

古いランタンのレストア・フォト・レポート

shugou.JPG
<綺麗に?レストアした30年~52年前のランタンなど>
<左からモデルNO.335 282から改造した200Bタイプ 200A(11.55) 635>  

小生同じことを以前にも書いておりますが・・・・、バースデー・ランタンと言うのが、ランタン
のレストア・・・に入ってしまった原因・・・です?

ざっくりと、おさらいをさせて頂きますと・・・。
もともと「赤ランタン」・・・コールマンの200Aについては、型番こそ知らなかったものの、キ
ャンプの仲間の間では有名でしたから、興味はあったのでした。

しかし、当時は入手不能の販売終了品、廃盤品と思ってましたから、ヤフーオークションで
見かけた時は驚いたものです。
赤くて可愛い、懐かしい感じの・・・丸っこいデザインのホワイトガソリン・ランタン。
良いのです・・・これが小生にとっては雰囲気面で最高のキャンプ・ランタンなのです・・・。

しかし古いものを入手したら、これまた苦難が待ってたわけです。
ちゃんと点火しない・・・。
燃焼が不安定。

時折、火を噴いて、ボワっと黒煙が出る・・・。
まったくトラブル続出で・・・。
タンクの中は錆びだらけ・・・。
バルブやバーナーも真っ黒け・・・。

原因もフューエルパイプだったり、バルブだったり、ジェネレーターだったり・・・。
パーツ名も全部英語で最初は意味不明だったし・・・。

ということで、メンテナンスをナントカやるしかない状態になったのです・・・悲。

その後、古いコールマン製品のネット・ショップ(ファクトリー)の掲示板が先生でした。
良い方、詳しい方・・・皆さん親切でした。本当に先生です・・。

教わりました。メンテのやり方を・・・。

で、ランタンの仕組みなど理解でき、物もメンテが出来て絶好調になったころ・・。
バースデーランタンという話・・・に目が行きました・・・。

ランタンのタンクの底に製造年月の刻印があるのです。
小生は 11 55  です。 1955年11月生まれ・・・。

そんな、古い50年以上も前の物は無いのでは・・・と思っていたら・・・。
あるんですねー・・・余裕で・・・。

でも、なかなか買えませんでした。
この日付のランタンが中々オークションに出品されないのです・・・。

また、たまに出品があっても、欲しいと思うとお値段が高かったり・・・。
状態がボロボロだったり・・・。

他の方に高価で落札されたり・・・。

結局1年くらい・・・あせらずに待っていたら、安価に買えたました。
7,000円くらいだったでしょうかね・・・。

学んだ事は、「バースデー・ランタン」は・・年がかり・・でノンビリ待つことでした。

たまに、自分の年月のランタンがあると大変焦ってしまう・・・のですが、もう二度と出ないの
では・・・などと悲壮なことを考えがちで・・。

しかし、そう言いつつも、実際は何回もチャンスがありました。

焦る事は無いのですね。

その証拠に小生は、ノンビリとタマーに入札をしているうちに、4年くらいでバースデー・ラン
タンばかりを5個入手しています・・・。

みんな安く買っています。
せいぜい5~8千円が中心です・・・。

タンクに、錆びによる穴(ピンホール)が開いてしまうなど、状態が悪くて結局・・部品取り用
になったランタンもありますが・・・。

で、この50年も前の古いバースデー・ランタンをメンテナンスしているうちに、小生の場合、
やはり「レストア」しないとダメだ・・・と考えるようになったのです

とにかく使えるようにする・・・がメンテ(整備)だとしますと・・・フル・レストアはもう再生に近
いです。

ランタンをパーツの中までバラバラに分解してメンテしていますと、まずタンクの中の錆び
の酷さと直面します。

豆電球を電池で光らせる簡単な専用の照明?を作り、タンクの中にぶら下げると愕然とし
ます。

しかし、それはそう・・そう言う物なのだと思います。

50年も前の鉄製のガソリンタンクですから、錆で埋まっていて当然かもしれません。

保存状態も・・・おそらくアメリカの方であろう前オーナーの保管状態は通常・・・良くないよう
です。

で、外からはマアマア美しくても、タンクの中は錆だらけ・・・バーナーのパーツ類も汚れまく
って焼きついていたりと・・・ヒドイのが通常です・・・。

小生は「オリジナル」・・・は割り切って諦めたのです。

タンクの外側の塗装を塗り替えると、オリジナルのステッカー(オリジナルは水シールです)
ではなくなり、おそらくアメリカのマニアの方がコールマンの許可を得て作ったらしい?取り
替え用のビニールのシールを仕方なく貼りますし、コールマンの製造した状態では無くなり
ます。

で・・・レストア品となってしまいます・・・。

始めは、外の塗装もナントカ残したいと考えたのですが、塗装膜の下が実は、うっすら錆び
ていたり、ガソリンのこぼれや、熱の影響のためか、タンクの上部の塗装は、ヘラでこする
とパラパラ落ちるくらいに痛んでいるのが普通だったり・・・。

綺麗に見えるタンクでも、接地部(下の部分)とタンクの底は大抵は、錆びています。

タンクの中の錆び取りを、薬品などでやっていますと、結局・・・外装の塗装を傷めたりしま
すし、表に響かずにタンクの中だけをメンテするというのが小生の技術では結構難しかった
のです。

で、ホワイトガソリン機器でもありますし安全面までも考えますと・・・、古い物は完全に自己
責任で使うべきと言う原則も慮りまして、フル・レストアを選ぶことに
なりましたのです。

レストアは手間と情熱が必要ですし、その大変さの割には、オリジナルを尊ぶ方が多い中で
、ついには価値(お値段)まで下がります・・・。

それでも小生としては完全に再生された美しいランタンを・・・良いなあと思っております。

で、最近久しぶりにまた 11 55 を入手し、レストアをし始めましたので、これから写真で
レポートをいたします。
もうレストアねたは2回目ですので、今回は写真を中心にいたします・・・。
実は材料は結構・・・豊富です。
レストアのやり掛けで放って置いた11 55も、もう一個あります。
さらに61年 60年製あたりの部品取り用?や黄色枠にランタンマークと言う、オリジナルの
シールのマークがチョットだけ珍しい・・・などのランタンも2台残っていますので、今回はこ
れらも一緒にメンテナンスいたします。
・・・メンテナンスと申しましても、違いはタンクのオリジナルのシールを残すか否か・・・
くらいの違いで、タンク以外はレストアと殆ど同じ作業です・・・。

コツコツユックリやりますので・・・たまに・・・になるかも?と思われ、大変恐縮でございま
すが・・・こちらに更新いたします。

何かのご参考になれば・・・幸甚です。

では、次回からスタートいたします。
200Azenki.JPG sabi.JPG
<錆びているコールマン200Aとレストア済みの例>

06-04-07 10:39 | 先頭へ↑

ランタンのレストア3

ランタンのレストア3
今回は期待していただいていない!?第3回・・ランタンの塗装です。つまらない話?で本当にすみません・・・。

前回は色あわせ・・・これが課題で簡単なウレタン塗料のスプレーから本格的なガン吹き塗装・・・になっていくところでした。

インターネットで探せばあるもので、プロ用ウレタンエナメル塗料の小分け販売をしてくださる塗装屋さんのプロっぽいサイトを発見し、赤・黒・青・黄・緑と100CC単位のものを買い揃え、調色スタートです。(おもしろ塗装工房・塗装屋ドットコムさん)

これですと赤にほんのちょっと黒を・・・とか可能ですし、色の3元、赤青黄色があればかなりの色を作れます・・・。

小生は「暗めの赤」を作りました。
赤は赤で、大して変わらないと言う意見もありますが・・・。

で、道具です。エアスプレーガンとエアコンプレッサーを購入しました。これもピンキリです。エアースプレーガンは3千円くらいから1万7千円(もっと上もありますが)くらいまでが普通です。

圧縮空気を作るコンプレッサーはモーターとピストンと空気のタンクでできていて、素人用で2万から3万。(プロ用は20万とか)

小生はこのエアコンプレッサーもスプレーガンも数点購入に失敗しています。

コンプレッサーも初めはミニサイズ(タンク8リットル)を買い・・・これはプラモデルなどの小物の塗装が限界で、ランタンには小さすぎました。

スプレーガンもやはり1万円くらいする重力式(塗料を入れるカップがスプレー本体の上にあり塗料が重さで降りてくるもの)でノズルの径が0.8mmから1.3mmくらいが良いようです。
(小生は口径0.8mmのデビルビス社のFUNという、ちょうど1万円くらいのモデルを愛用しています)
初めは安価なガンを買ったのですが、空気の量の調節ができなかったり、ノズルが大きすぎたりで、ランタンの塗装に不向きな物でした。
安物買いの銭失い・・・とは言いますが、失敗多数です。

結果として、コンプレッサーは100ボルト、1.5馬力、タンク25リットル、のオイルレスコンプレッサー(コンプレッサーは油を入れて使うものと、オイルレス仕様があります。オイルレス仕様は油の注入が不要でメンテが楽です)で落ち着きました。(2万円くらいでした)・・・マニアックな話で恐縮です。

ガン吹き塗装にはこのくらいの道具の(ホースなど含め3万円強くらい)コストはかかるのですね。

で、ウレタン塗料の赤にほんのちょっと割り箸の先に黒や青等を付けて混ぜ、ランタンに合う様に調色したものにシンナーを入れ、硬化剤を塗料の10%加えてよく攪拌して塗装します。

ランタンは古い塗料を完全にはがしてあり、それをアルコールでよく拭いておきます。アルコールで脱脂しませんと銀色の鉄むき出しのタンクに付着してしまった手の油などが、塗料をはじくことがありますので・・・。

初めてコンプレッサーを使い、勢い込んで塗った時、スプレーから出る塗料が粉っぽくブツブツになって失敗してしまいました。「なんじゃこれはー!!」とビックリしました。
憧れのガン吹き塗装は難しいものでした・・・。

粉粉回避のポイントは、シンナーの量の加減による・・ようでした。

シンナーが少ないと、どうも塗装が粉っぽくなります。空中に出た塗料の霧が、すぐにその場で乾燥して粉状になりタンクに付着する感じ?になるからでしょうか?

真偽の程はやや疑問ですが、小生の感覚では、相当シャプシャプに薄めたら、うまく行きました。薄くした塗料は、塗装中ダラダラとタレやすくなりますが、シンナーは塗料の80%から同量くらい入れると良いようなのです。

この感覚は相当驚きで、かなり思い切って薄めないとこう言う感じになりません。

塗料はかなり薄くなるのですが、塗った後、艶が良くなるように感じました。

塗装は奥が深いと思います。
いまだに、やる時によって、うまく塗装できたり、ダメだったり。
シンナーにだって夏用と冬用があるのですから・・・。

最近でも、ダレてしまう時もありますし、粉粉になる時も、まだ、たまにあります。

難しいものだけに、実力以上にうまく塗れた時は、最高の気分で、「ヤッター」という感じがします。

結果として、最近までにつかんだコツは・・・。塗装がタレても「平気」になって、そのままにしておき、全体の塗装を完了する事!!・・でした。

つまり、タレたままの塗装が乾燥して硬化したら、水研ぎ(1000番位の耐水ペーパーを平面の板などにつけて使用)して、タレた部分を平滑に取り除き、コンパウンドで磨き上げればピカピカなのです。
おー!!素人の塗装とは、仕上げで磨く事と見つけたり・・・なのだなあと言う感じです。

実際、塗装がタレずにうまく行っても、結果として、スプレーの目(ツブツブ)を耐水ペパーで軽く研いでコンパウンドで研磨仕上げをするのが丁寧で仕上がりも美しいようですので、ある意味で、タレてもタレ無くても、やる事・仕上げ方に変わりは無く、やる事は同じだ!!と気が付いたのですねー。

かくして、何とか塗装もやりまして、ランタンのガソリンタンクはレストアが進んでいきますが、その間に、ランタンの各パーツの手入れも同時進行します。

タンクからはずした燃料パイプやバルブを分解し、洗浄し、磨きます。自動車用のキャブレタークリーナーで洗浄したり、ガソリンで洗浄したり・・。錆取り液の「花咲かG」に漬け込んだりもします。

明るさを調節するバルブの部分は分解・清掃し、黒鉛のパッキンが傷んでいたら、ネットオークションなどで探して入手し、ガソリン漏れが起きないように交換しておきます。

また、このバルブの先は円錐形に尖がっていて、円錐の斜めの部分で横から出てくるパーツを上げ下げして燃料の噴出量を加減しておりますし、最後まで閉めると円形の穴のフタをするようになり燃料を止めています。
ですので、この円錐部分は燃料の加減の時からそうですし、止めるためにも締めこみますので、年中穴との摩擦や他のパーツとの擦れで痛んでいます。
特に古いランタンでは、円錐の腹の部分の周囲が、削れて傷が付いているのが普通です。
傷のひどいものでは、ハッキリと螺旋状に削れています。

valve.jpg
左から バルブの円錐形の先端です

このため小生は、このバルブ自体を電動ドリルに取り付けて、オイルストーン(油砥石)の上で回転させて研磨します。
円錐の角度が変わらないように注意しながら、傷がなくなるまで削って研いでしまうのです。
これで後々のガソリン漏れは・・安心なのです。・・・マニアックな修正ですねー・・。すみません。

タンクに空気を送り込むポンプ部(自転車の空気入れを小さくしたような物)も同じく分解し、清掃し、消耗パーツを交換します。皮やゴムでできたポンプ部のパッキンが傷んでいたりするからです。
またポンプの奥にある、空気の逆流を防止する弁部分(小さな鉄の玉が弁に使われている)も動作に不良があると、タンクの中にガソリンを噴出するための圧力(空気)を蓄えられませんので、そっくり交換することになります。こういうケースもけっこうあります。

消耗品ではジェネレーターというバルブの先に付けるガソリンを加熱気化してガス化するパイプも定番です。
これは完全に消耗品で、よく交換します(清掃で済むこともありますが)・・・。
ガソリンランタンでは液状のガソリンを燃やすのではなく、パイプの中を通るガソリンを熱でガス化した状態にし、それを燃やすのです。
ガス化するパイプの中は、ヤニ状の汚れが付きやすいようです。

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錆び錆びのフレームの写真・・これくらいは普通のサビです

タンクの上に載る鉄製のフレームも、紙やすりや錆取りの液剤で錆を落としてから、銀色の600℃耐熱の塗料(オートバイのマフラー用など)で塗装します。
この塗料は乾燥後、オーブントースターに入れて200℃で60分加熱処理をしておきます。
耐熱塗料は塗った後、加熱処理をしないと本来の性能が発揮できないそうです。

ガラスのホヤ(グローブと言います)やホーローの傘(ベンチレーターと言います)は金属磨きのピカールなどでよく磨いて清掃しておきます。

ガソリンタンクのフタ(キャップ)も中のゴム製のパッキンもボロボロに傷んでいることが多いので、空気漏れを起こさないようにパッキンの交換をします。
この時、モデルの年代によっては、パッキンが生産終了で、現在供給されていない場合がありますので、そう言う場合は耐油ゴムの平板からポンチで打ち抜いてパッキンから自分で作ります。(まったく・・・マニアック)

これらの工程は、言って見れば、すべての部品をバラバラにして清掃し、消耗品を交換する・・・・でしょうか。

そして、いよいよ組み上げになります。

バルブの根元には自動車エンジン用のネバネバしたボンド状のシール剤(例えばホルツ社のガスケットシールなど)を塗って締め込んだり・・・。
色々注意しながら組み立てます。

と言う事で、美しく蘇った古いランタンが快調に点灯したときは、面倒と苦労が大きいだけに、こりゃまた!!大きな喜びになるのです・・・。
レストアには本当に苦労しますから・・・。
うまく行った時の感動も最高ですね・・・。お好きでない方には、何が??新品買えば??かも知れませんが・・・。

自分の生年月日と同じ年・月の生産(バースデーランタンと言います)のランタンが50年の歳月を経て、美しく蘇ると小生は妙に感動してしまうのですが・・・??????。
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右から2番目がバースデーランタン(50歳)です。

古いランタンには良さがあるのです。だって最近のランタンは折からの製造物責任がらみの訴訟のせい?で、WARNING!とか使い方の説明などの文字だらけ、ステッカーだらけです。

ランタンのタンク全周囲に図解入りの「取り説」や「注意」があるなんて!

それに、古いランタンは明るい・・。最近のものは安全マージンを大きくとるためか、古いものと比べると照度が落ちます・・。

こんなこと、きっと、どうでも良い事なのですが、そう言うことに拘ってしまうところが趣味なのかも知れません。

小生の実兄が仕事を引退後、田舎の古民家を買って、田舎暮らしをするとか言っております。

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一つ進呈しようと思います。レストア済みのガソリンランタンを・・・。

12-27-05 12:50 | 先頭へ↑

ランタンのレストア2

今回は、前回の「チャラリ~、鼻から牛~乳~」の原因となりました・・・マニアックな「錆取り」の話しからです。恐縮です。

小生の場合、通常ランタンのタンクの錆び取りには、リン酸塩系の錆び取り剤を使用するのですが、(商品名は「花咲かG」・・オートバイのガソリンタンク用)これを使いますと錆び取り後にリン酸塩の皮膜ができ、数ヶ月の防錆効果もあるそうですので、かなり便利な錆び取り剤です。

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この錆取り剤のことはインターネットのランタンのサイトで知りました。変な名前だなと思いつつ東急ハンズさんに探しに行きました。ラベルも「花咲かG」で大笑いでした。これはランタンに関係の無い錆びた物に・・色々日曜大工に使えそうですので、ご参考に・・っていらないですね!こんな情報・・・。

まずタンクの中を、台所からこっそり運び出した食器用洗剤で洗って、油分や汚れを取り除きます。そして、錆取り剤を指定の濃さ20倍に水で薄めたものをタンクに投入します。

この錆び取り剤は遅効性・・と言うのでしょうか、早くても数時間、錆のひどいときは数日くらいの時間をかけて錆を取るタイプです。錆が液に溶けるんです・・・これ。

タンクの中の液を排出しますと、デロデロが一気に出てきて中が綺麗に鉄の銀色になります。(この出てきた液はろ紙で漉してまた使えますが・・)50年間の錆を取るのですから、時間がかかっても当たり前かもしれません。

ヒドイ錆びの時や、処理を急ぐ時などはトイレの掃除でおなじみのサンポールなどの希塩酸・・・酸を使う事もあります。酸で錆を溶かすと、効果は絶大ですし、反応も速く15分くらいでピカピカですが、この後は、すぐに水でよく濯ぎ、(おそらく)アルカリ系の薬剤などで中和?防錆処理をしないとすぐにまた茶色い錆だらけになってしまいます。酸ですから・・・。(最近では錆の再発が心配で、酸はあまり使っていませんが・・・。)

やはりサンポールのような酸は、タンクのように閉鎖された手の入らない物にでなく、表面の錆取り・・・例えばゴルフのクラブ・・・サンドウエッジの表面の錆取りなどのほうが、向いています。外部に使用した場合、錆取り後に表面をいじれますから、防錆の処理などが楽です。

錆取り後の状況によって異なりますが、タンク内部の元からの錆止め塗装の剥がれがひどい場合などは、念のため、さらに丁寧な防錆をします。ウレタン塗料をシンナーで薄く薄めたものを、タンクの中に入れてチャポチャポ振って内部を塗装し、少しでも錆の再発を抑えるようにするのです。

また、すぐには使う見込みの無いタンクの場合は、手間のかかる塗装よりも手を抜いて、防錆用のシリコン・スプレー(CRC556など)をたっぷり吹き付けて、保管しておきます。うーん錆取りだけでもかなりマニアックでしょうか・・。

さて、この後の工程が小生の好きな作業・・・タンクの外側の塗装です。タンクの外側が錆で傷んでいて、元からの塗装をそのまま使えないボロボロな状態の時は、元の塗装を紙やすりで削り、金属の面が露出するようにじっくり綺麗にします。塗料をはがしたタンクは銀色でピカピカです。

この作業はかなり根気がいるんですが、2時間くらい紙やすりでタンクをゴシゴシです。
道具は布ヤスリの100番や紙ヤスリ240番だけです。
全くクラフトって感じですか・・。塗装を完全に剥がすのが重要です。

塗装での大きな問題は、ガソリンタンクですから、給油の時など外側にもガソリンがこぼれて付着してしまう事です。
つまり、ガソリンで溶ける塗装では大問題なのです。
しかし、素人が考える通常のラッカーなどの塗料は、ガソリンであっという間に溶けてしまうのです。

簡単に溶けていたら、また「トッカータとフーガ」・・・鼻から牛~乳~!・・・ですから・・・。

この件を東急ハンズさんで相談しましたら、ウレタン塗装ならガソリンで溶けないですよ!!と教えられました。
ウレタン塗装・・・かつて聞いたことはありました。
本職は「ウレタンを吹く」・・と言う言い方をしていましたっけ。プロの塗装ですね本来・・。

「ウレタン塗装」というのは、ウレタンエナメル塗料の塗装で、2液性の塗料を使っています。
硬化剤を入れて混ぜてから塗る塗装・・・。

代表的な用途では、自動車のボディーの塗装や高級家具に使う高級塗料だそうです。
塗料に硬化剤を入れ、シンナーで適宜薄め、良くかき混ぜ、エアコンプレッサーとスプレーガン・・・塗装屋さんのプロが使うような道具・・・を使って塗装します。

通常のラッカー塗料の様に乾燥するという感じの塗料ではなく、硬化する、「固まる」という感じの塗料です。
硬化剤を入れてかき混ぜた後、この塗料を放置すると8時間後くらいには、かなり固まるのです。素人には難しい感じですね。
しかし良いものがありました。設備が無くてもウレタン塗装ができるスプレーが・・。

スプレー缶型で内部が2重になっており、ノズルを石などにぶつけることで、内側の容器を割ると中の硬化剤と塗料が混ぜられて使える物が販売されていました。
イサム塗料の「エアーウレタン」と言うスプレー塗料商品でした。

スプレー塗料なのに大変高価(確か1本2000円くらい)で、しかも一度混ぜると固まってしまいますので、使い切らなければ無駄になるのです。

1本でランタンのタンク3個分くらいを塗れますので、レストアするタンクを貯めておいて一気に塗装する・・・と言う感じになりました。

面倒な塗料ですが、使用してみますと効果は絶大で、艶、塗料の乗り、強さ、申し分ありませんでした。ガソリンにも溶けていないようでしたし・・。

実際、素人がウレタン塗装しようと言うのが、そもそもチャレンジなんですが・・・。なんとかできました。

塗装して乾燥・硬化後にコンパウンドと言う自動車用の磨き剤を付けたボロ布などで根気良く時間をかけて磨きますと、塗料の霧の細かい粒がならされて、本当にツヤツヤになります。
このツヤツヤは本当に美しくて・・凄いです。

高級な塗料ですから当然かもしれませんが・・・。良い塗装でした。

しかし、ここで大きな問題にぶち当たります。スプレーの色「赤」が一種類しかないのでランタンの上部にある傘(ベンチレーターと言います)とタンクの色が合わない場合があるのです・・・。

ここまできて結局、調色・・・色あわせ・・・が課題になってきました。
一難去ってまた一難です。

プロ用のウレタン塗料の小分け販売をネットで発見してしまってから、これなら茶色っぽい赤でも、小豆色っぽい赤でも、何でも色あわせができると思いました。
で、・・・・とうとう道具一式を買い揃える羽目になります。
こんな事態の方がよっぽど「鼻から牛~乳~」なんですが、ものづくりって、課題を解決できると思うと一直線になってしまいがちで困ったものです・・・。

つづく   ・・・って期待されていないですよねー。

08-31-05 15:55 | 先頭へ↑

ランタンのレストア

趣味の話です。前回の好きな物に引き続き、キャンプ用のランタン(夜、テントの周りを明るく照らす、光る奴です)のレストアの話を少々・・・。

(レストアは・・再生ですが、言い換えたら一生懸命な『メンテナンス』・・ともいえると思いますが・・・・。)

実はこのレストア、最近小生が嵌っている趣味であります。古いランタンのレストア(restore:復元・修復)が趣味なんです。

キャンプで夜の明かりと言いますとランタンです。ランタンには、ホワイトガソリン、灯油、ガス、電池等の種類があります。

それぞれ特徴があるのですが、ホワイトガソリンはシンナーのような物で引火性が高いので、取り扱いには注意しないと危険でもあり、ある意味で不便ですが、点ければ明るいです。白熱電灯で150W以上・・と言うような明るさが出ます。

灯油燃料のランタンは燃料が安価で、引火性が低く安全ですが、点火の前に燃料が通るパイプの予熱が必要で、手間がかかる・・などの特性があります。明るさはガソリンと同等以上でしょうか。

ガス(カートリッジ式)は取り扱いが簡単で、点火もワンタッチですが、一般に光量はやや落ちます。ガスボンベ式は点灯して暫くすると、ボンベが気化熱を奪われ、冷えてしまい、気化効率が落ち、暗くなるのが普通です。寒い時はガスボンベが冷えてしまうので、なおさら効率が落ち、性能・明るさが低下します。(対策の冬用のボンベなどありますが・・)

電池式は燃えたら困る物の側で使う・・・例えばテント内や歩行時の明かり用で使います。

で、小生が嵌っていますのは、アメリカ製の古いランタンでコールマン社の200Aと言う機種があるのですが、その古いホワイトガソリン・ランタンの整備・レストアなのです。(この後ホワイトガソリンはガソリンと省略して書きます・・)

写真をご覧下さい。

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右の写真のグリーンのランタン2個はコールマン社(カナダ)の1970年代のもの・・・。
左の写真の赤いランタンは「赤ランタン」の愛称でファンの多いアメリカのコールマン社製の200Aと言う型番です。1950年代の初めくらいから製造されており、タンクの底に製造年の刻印などもあり、確認もできるものです。一番左が50年くらい前のもので、写真中央が68年製。ちなみに右は小生オリジナルの改造品・・・・。
キャンプを始めたのは1990年の頃ですが、当時から「赤ランタン」と呼ばれる「名品」があることは知ってはいました。しかし、その頃の時点で、既に数年前(1980年くらい)には廃盤になっていた商品なので、「手には入らない物」と諦めていました。

それが2年ほど前、あるオークションサイトで比較的簡単に入手できると知って、気になり始めました。

50年位前のものを一つ買って見ると、本当に可愛いデザインのランタンで、明るさも程良く、気に入りました。しかし、メカ物を買うとメンテをしたくなる小生は、やはりまっとうなコレクターにはなれ??ませんでした。

この手のオールドランタンの趣味は収集の趣味(コレクター)がやはりメインと言いますか普通の王道のようです。傷や古さを「味」と称して尊ぶと言いますか・・・。小生もちろん、その手の古い物の収集は理解していますが、ことランタンに関しては、

1: アウトドアで使う物
2: ガソリンが危険を伴うこと
を考え、趣味の方向を2つに分けました。

当時のオリジナルを美しく留めるような状態の良い(ミント・コレクション等と言うそうです)ランタンは点火ができるような基本的なメンテだけをしてコレクション用にし・・。

程度の悪い物(塗装のはげ、錆び、オリジナルでない部品の使用など)は完全にいじって、レストアして、アウトドアで使い倒す!

こんな考え方で、ランタンに接するのですが、いざランタンを点検し始めると、さすがに50年近く経ったものは問題が多く、コレクションにするものでも、点火可能にするとなるとかなりの手入れ・メンテナンスが必要でした。

この手間・・・実はこれが「良い」のですが・・・。

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レストアでは、あるサイトが本当に勉強になりました。オールド・コールマンの販売をされている方のサイトに掲示板があり、その掲示板の過去の履歴がメンテナンスの知恵の宝庫でした。

情報は探せばあるものですし、教えてくださる方もいるものですね・・・。本当に感謝しています。

ランタンの分解をしてタンクの中に豆電球を入れて点灯・確認した時、内部のひどさに驚いたのが、レストア趣味のキッカケ??でした。

やっとオークションで落札し、来た来たと喜こびつつ、タンクの内部を覗いて「愕然」「呆然」と言う感じです。頭の中にあの曲、『トッカータとフーガ』が鳴り響きました。メロディー、ご存知でしょうか?「チャラリ~、鼻から牛~乳~」のあれです。

錆と汚れが本当に凄いのです。ドロドロ、デロデロとでも言うのでしょうか、茶色、黒、青の錆と汚れがガソリンタンクの中全体にびっしりと、カビかコケでも生えているように付いているのです。

外側に錆が無く一見綺麗なランタンでも中はひどい錆だったり・・・その逆もありましたが・・・。

情報に従い、錆び取り液などを駆使して錆を溶かして洗浄しますと本当に綺麗な銀色の鉄の色にはなるのですが、やったと思った瞬間、また『トッカータとフーガ』が鳴り響く事もあります。

運が悪い時は、錆を取ったために、今まで錆で埋まっていた穴が開くのです(ピンホールと言う小さな穴です)。そして、あってはならないガソリン漏れが始まるのです。

錆び取りをしないわけにもいかず、取ればピンホールができてしまうリスクがあります。ピンホールは溶接技術の無い小生では塞げないので、これが確認できた時点でそのガソリンタンクのレストアは終了・諦めです。(実際はこう言うタンクのランタンは電気のランタン・スタンドに流用したりして活用します。タンクに穴を開け電気のコードを通し、電球のインテリア照明として流用するのです)

ピンホールでガソリンが漏れた時は、本当にガッカリします。その刹那、「失意のズンドコ・・もとい・・どん底」・・・大げさですね・・・。

つづく・・・。

08-25-05 13:11 | 先頭へ↑