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自衛隊車両と白黒の車

今日、首都高速で自衛隊の車両を見ました。

ナンバーも「2-178〇〇」見たいなハイフンの入った、多数桁のナンバーでした。

これが、古いセドリックのステーションワゴンの軍隊的な緑色の濃い色のヤツでした。

四角張った本当に古い車でしたが、そこは整備と清掃が行き届いている感じで、綺麗でした。
僕は税金を使ってする装備と言うものは、こういうものが正しいと襟を正して見送りました。

まだ使えるから、古い車種でも丁寧に手入れをして使って行くんでしょうね。
頭が下がりました

この感覚、敬意は、消防車両などにも感じます。
手入れをして、愛情を注いで、大事に使ってくれている…そう言う「光」を感じます。

乗っていた方は、迷彩服に軍隊のヘルメットをきちんとかぶった中年の方でした。

前にもチョット書きましたが、この対比として、今、白と黒のお国の車は高級車…ゼロクラウンです。

レクサスの登場までは最高級クラスの国産車が、国家・公用・社用車です。
これは、わが国のちょっとした恥じゃないかな?と思います。

あの「いつかはクラウン」という成功した人物のみが買うイメージのコマーシャルで有名な日本の高級車の…。

CMは吉永小百合さんでしょうか(笑)

もともと白と黒のアノ車がクラウンで、しかも大きいエンジンだったのは昭和30年代の頃、無線機が大変電力を必要としたタメだとか聴いた事があります。

この話し、子供の頃おまわりさんから聞いたのです。

知り合いのおまわりさんにアノ車の大きなエンジンを見せてもらって驚いたものです。
特別な車でバッテリーの大きいのも積んで使っているよ…早く走るためより無線機のためなんだよ…と言うような話でしたね。

現代では無線機は普通の電装品と変わらないでしょう。
であれば、高級車、ゼロクラウンにする必要はないと思います。

このとんでもない不景気のご時世に、いつまでもバブルの時のような、贅沢・無駄使いをやめて
白黒車は全てタクシー専用車両やコロナ・ブルーバードやカローラクラスにすると良いと思います。

ああいうのに乗っている官憲が高級で、庶民が見下されるような目線で取り締まられる…そういう感覚を覚えます。

無駄だと思うのです。
移動の道具は高級車でなくて、自衛隊のステーションワゴンのようで充分に良いと思います。

この論点で以前書いたことを、もう一回この下に載せておきます。

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小生がつらいなあと思うのは、富・ステータスの象徴だった車種を、大幅に・・・『税金』で採用する考え方のことなのです・・・これはやはり、理解しにくいのです・・・。

成功者がゆったり乗る羨望の・・『いつかは乗る』・・車種が、お国の『汗をかく車』・『仕事の車』と同種だとは・・・どう考えても、『違うんじゃないか?』と感じてしまうのです。

値段だけではないのです・・・。・・・イメージがちがう・・・と言う感覚です。

また特別仕様は安い・・という理屈の面だって、こう言い返せますしね・・・。

国に納入する特別仕様車が安いと言うなら、さらに下の車格・・コロナやブルーバードやアリオンのクラス・・・を選択し、その特別仕様を考えたなら、もっと安くなる筈・・・じゃないですか・・・。
そうじゃないと・・・そもそものグレードや、価格の信用性自体が崩れるおかしい話です。

また、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)が耐久性で優れるとか言うのなら、マークXや、
信頼性抜群のタクシー専用車種があるじゃないですか・・・。

タクシーは走行距離の多さで品質を実証していますし、日本での廃車後に、香港で直してまた使う!!くらい優秀な品質ですからね。

だから・・・なぜ最新型の・・・高級車がお国の社用車!?(あえて社用車)・・・という感覚なのです。

税の使い方は、費用対効果で考えるべき?と思いますので、いっそ、移動が特定の範囲・所轄の中だけでしたら、もっとEV・電気自動車を増やす・・・・とか、ecoなハイブリッドの車だらけにするとか・・・を支持します。

そもそもあの・・・「いつかは・・・」とまで、CMで訴えている成功者の終着点の車種を、買えないまま、人生を終えてしまわれる方が・・・どれほど多いことか!!・・・と思います。

(再掲載にあたり一部修正しました)

03-13-09 13:13