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手作りスピーカー しょの7

「手作りスピーカー しょの7」
line up 07 feb2.JPG
07年2月のスピーカーのラインアップです・・・。手作りのバックロードホーン・スピーカーが中心です・・。

『しょの7』は図面だけのご説明です。
ご興味ない方・・・本当に申し訳ございません・・・。この回で一応、当面のお伝えしたいネタ?は終了ですので・・。ご辛抱をお願いいたします・・・。

今までは、作ったスピーカーの話をしてまいりました。
実際は、この他にも代行製作的に、友人に頼まれて作っただけ・・のモノもございます。
また、設計はしたのですが、場所の問題や、お金の事など、結局設計だけで終わっている図面も結構、多数ございます。

そこで、今回はその図面だけをご紹介いたします。
たいしたお役にも立たないことと思いますが、ご参考になれば幸いでございます。
また、一部に長岡先生の設計を土台にさせて頂きながら、意図があって「改」として、設計を変更をしている物もございます。
ご了承いただければと思います。

(1)D-102 改スーパー4
長岡先生のブックシェルフ型バックロードは小生、とても好きです。で、色々作りましたが、まだやり残しがございます。
10cmの強力型ユニット、FE108ESⅡ用のブックシェルフをまだ作っておりませんのです。
それの図面がD-102の改スーパー4です。(また勝手な命名でごめんなさい)
この「改」は、実は図面段階でだんだんに4種、検討して修正してきておりまして、現在は4つ目の図面なのです。で、スーパー4(すうぱあよん)と言っております。 オリジナルのD-102との比較では、音道のスロート部のはじめから、悩んだ結果の形になっております。全体のサイズも一回り大きくなり、ブックシェルフとしては、相当大型になってしまいました。
ホーンの開口を正方形以上に確保して、後は空気室容量への配慮とスロート周辺の板材の使い方、ホーンの取り回し方、音道の補強材の入れ方・・・などに小生なりの工夫がチョットだけあります。
これは、ブックシェルフを色々作った反省を込めていますので、きっと作れば結果は良いだろうと思っています。
小生、口径10cmのバックロードは現在持っておりません。スーパースワンを手放していますので、いつかは作りたいスピーカーなのですが、CW形で行くか、ブックシェルフで行くか、トールボーイ前面開口のスワンタイプで行くか・・・大変悩んでおり、それを楽しんでいます。

・D-102 改スーパー4 図面1
・D-102 改スーパー4 図面2

(2)10cmトールボーイ・スワンタイプ
スワンの音を、前面上部開口でトールボーイ型で実現したい・・・と考えた設計したものです。非常に板材を多く使いますが、強度の高い良い箱になるとは思います。
砂利や鉛を入れるスペースも設けた設計です。これも出来れば作って検証してみたいのですが予算と場所が問題です・・・・。

・10cmトールボーイ・スワンタイプ 図面1
・10cmトールボーイ・スワンタイプ 図面2
・10cmトールボーイ・スワンタイプ 図面3

(3)D-118 改 前面の平面を解消したものこれは殆どD-118なのですが、正面からの顔をD-37などと同様に彫りを深くしたくて改造したものです。音道は短縮になっていますが、途中の広がりは工夫して確保しています。音はそれほど変わらない??のではないか??と思っています。
格好は正面からの様子が・・彫りが深く、こっちの方が良いと個人的には思いますが・・・。

・D-118 改 図面

(4)8cmミニ・バックロードホーン・スピーカー自分でも8cmを設計してみました。どうなるのか??は不明です。作ってはいません。
でも顔はやはり階段状のパーツなどバックロード風にしております。
バックロードらしいデザインと設計の計算からすると、結構良好な音になるのではと思いますが、先日のミニバックロードの方が作りやすさの点で優れていると思います。
こちらの図面のミニを選択する場合は、「らしいデザイン」と「ホーンが長くて、より低音に期待できそう」ということが決め手になると思います。(最近の勉強から考察しますと、空気質の容積が少々大きいのではないか?という点と、スロートが大きくないか?の2点が気になってはおります)

・8cmミニバックロード 図面

02-27-07 09:45